音楽史トライアル(バロック)

フランスのバロック音楽 その7

はリュリとラモーの世代に属し、その音楽が高く評価されていたものの、恋愛事件のために国外に逃亡を余儀なくされたフランスの作曲家。逃亡後はブリュッセル、マドリード、ロレーヌ公レオポルの宮廷音楽家を務めた。その作品には、ディヴェルティスマン、劇場バレエの他、ギリシャやローマの古典劇を題材としてリュリが創始したトラジェディ・リリク、すなわち、ルイ14世の宮廷におけるフランス独自の教会音楽などがある。