音楽史トライアル(バロック)

18世紀の音楽の教則本

バロック期から18世紀にかけて、音楽家や音楽理論家によって様々な教則本や音楽理論書が書かれたが、18世紀中頃に出版され、当時の楽器の演奏法や演奏習慣を伝えるものとして重要なのが、モーツァルトの父のの『ヴァイオリン奏法』と、プロイセンのフリードリヒ大王に仕えたフルート奏者の『フルート奏法試論』、そしてバッハの息子による『クラヴィーア奏法試論』である。