音楽史トライアル(ロマン派)

リムスキー=コルサコフ

ロシア5人組のひとりであるニコライ・リムスキー=コルサコフ(1844-1908)は、もともとであったが、1871年にペテルブルク音楽院の教授となった。すぐれた教師として定評があり、グラズノフやリャードフ、ストラヴィンスキーらを輩出した。

多くのオペラも作曲しているが、彼の最後のオペラは、当時のロシアの宮廷社会や政治体制を批判したものとみなされ、彼の生前に初演されることはなかった。

また、5人組の仲間のムソルグスキーのオペラや、ボロディンのオペラ《イーゴリ公》などの未完成作品を彼らの死後に補筆完成させた。