音楽史トライアル(近代)

ブリテン その1

ベンジャミン・ブリテンは1913年生まれ、20世紀後半のイギリスを代表する作曲家である。交響詩《夏》などで知られる作曲家フランク・ブリッジに個人指導を受けて作曲を学んだあと、ロンドンのロイヤル音楽カレッジに入学した。

1945年に初演された彼のオペラは大成功をおさめ、このオペラから、《4つの海の間奏曲》と《パッサカリア》という管弦楽曲も作られている。また、このオペラの主役を演じたのは、盟友のテノール歌手である。

1964年のオペラ《カーリュー・リヴァー》は、日本滞在中に見て感銘を受けた能のを、キリスト教の世界に置き換えた作品である。