音楽史トライアル(現代)

図形楽譜音楽

1950年代にニューヨークを拠点として活動していた、いわゆるニューヨーク・スクールの作曲家たちは、図形楽譜を使う音楽創作を試みたことでも知られている。

1950~51年に《プロジェクションズ》を作曲したのは、である。

また、アール・ブラウン(1926~2002)の《フォリオ》(1952~53)のなかのでも図形楽譜が使用されており、それはどの方向から見てもよいことになっている。

ジョン・ケージ(1912~92)は《フォンタナ・ミックス》(1958)において、点や線が描かれたの透明シートを重ね合わせて図形楽譜を作るようにしている。