音楽史トライアル(現代)

マリー・シェーファー

カナダの作曲家である(レーモンド・)マリー・シェーファー(1933~)は、1969年頃から、の概念を提唱し、音の環境及び「聴く」行為そのものへの関心を呼び起こそうとした。

彼は、『グーテンベルクの銀河系』などの著作で知られるが視覚中心の西洋文明を反省し、聴覚文化の重要性を説いたことに刺激を受けたのである。

シェーファーはその思想をなどの書籍にまとめた。