音楽史トライアル(その他)

ソナタあれこれ

ソナタとは複数楽章を持つ器楽曲のことである。バロック時代には、前奏曲と複数の舞曲楽章から成ると、4つの楽章がそれぞれ緩・急・緩・急のテンポになっているが標準的なソナタとなった。古典派時代になると、とくに第1楽章がソナタ形式でつくられることが多くなった。ソナタ形式とは原則として、主題を提示する提示部、その主題を発展させる、提示部をほぼ反復する再現部などで構成される音楽形式のことである。