音楽史トライアル(バロック)

フランスのリュートとクラヴサンの音楽

リュート音楽は16世紀から17世紀にかけて全盛期を迎えた。フランスでは一族が活躍し、細かな装飾音や即興演奏風な書法といったリュートの語法は、他の楽器の音楽家たち、とりわけクラヴサンの音楽家たちに影響を与えた。このようなクラヴサン音楽の作曲家にダングルベール、ルイ・クープラン、らがいる。当時のリュートやクラヴサンの楽曲で、拍子記号や小節の縦線のまったくない自由なテンポやリズムで演奏されるプレリュードがあるが、このような曲をという。