音楽史トライアル(バロック)

J.S.バッハ その19~《インヴェンションとシンフォニア》

バッハのクラヴィーア(鍵盤楽器)音楽には、《インヴェンションとシンフォニア》や《平均律クラヴィーア曲集》などの教育用の作品がある。《インヴェンションとシンフォニア》は、9歳になった長男のの音楽の学習のために作曲された。インヴェンションは2つの声部を持ち、長調と短調の様々な調性の楽曲が15曲収録されている。インヴェンションとはを意味するラテン語で、同曲集が、作曲の際の様々な過程の、最初の基本を教えることを意図している。なお、シンフォニアはでやはり15曲からなる。