音楽史トライアル(バロック)

パッヘルベル

17世紀後半に活躍したパッヘルベルは南ドイツに生まれ、生地等で音楽を学んでウィーンのステファン大聖堂の次席オルガニストで音楽家としてのキャリアをスタートさせた。バッハの生地のオルガニストなどを務めたが、その頃にバッハ一族と親しく交流し、大バッハにも作品を通して影響を与えた。その後故郷に戻り、聖ゼバルドゥス教会のオルガニストとして活躍した。オルガン音楽の大家として知られるが、とりわけ3本のヴァイオリンと通奏低音のためのとジーグは今日もしばしば弦楽合奏で演奏されて人気が高い。