音楽史トライアル(古典派)

ハイドン その1

ヨーゼフ・ハイドンはオーストリアのローラウに生まれ、少年時代にウィーンの聖歌隊の合唱児童となって、生涯の大半をハンガリーの侯爵家の宮廷音楽家を務めた。そして古典派の音楽、なかでも交響曲やのジャンルの発展に多大な貢献をした。

前者で今日でも人気の高い作品というと、その晩年にロンドンの興行主の依頼で作曲された12曲からなる一連の交響曲だろう。これらは、その依頼主の名前から通称セットと呼ばれている。