音楽史トライアル(ロマン派)

シューマン その5

シューマンは、1834年にという雑誌を創刊し、活発な評論活動をくりひろげることになった。これらの評論では、「オイゼビウス」や「フロレスタン」など様々なキャラクターを登場させ、多角的に音楽を論じている。なかでも、ショパンのについては、「諸君、脱帽したまえ、天才だ」と評したことで有名である。また、1853年にブラームスに初めて出会ったときにはという文章でブラームスを絶賛して、彼を世に紹介した。