音楽史トライアル(ロマン派)

ヴァーグナー その3

リヒャルト・ヴァーグナーはその歌劇作品で知られているが、他ジャンルの音楽も作曲している。

早くも19歳で、交響曲を作曲したが、そののち彼が交響曲を完成させることはなかった。

また、スイスのチューリヒにいたころに知り合ったオットー・ヴェーゼンドンクの妻が作った詩に曲をつけた《ヴェーゼンドンク歌曲集》は、彼の唯一の連作歌曲集である。

この歌曲集は5曲から構成されているが、そのうちの2曲に、同時期に作曲をすすめていたの音楽が使われている。