音楽史トライアル(近代)

シェーンベルク その2

シェーンベルクが、1930~32年にとりくんだオペラ《モーゼとアロン》は、旧約聖書のを下敷きにした作品である。12音技法を駆使して書かれた大作であるが、第3幕には音楽がつけられておらず、未完のままである。をめぐるモーゼとアロンの対立をテーマとしたこのオペラにおいては、モーゼの声はの手法を使って表現されている。