音楽史トライアル(近代)

ショスタコーヴィチ その2

1936年に、ドミトリ・ショスタコーヴィチのオペラは、国家が理想とする音楽ではないとして、ソ連共産党が発行する機関紙においてこきおろされた。この出来事を、批判という。

この事件をきっかけに、ショスタコーヴィチの作品はしばらく演奏されなくなった。しかし、翌年の1937年に彼は、交響曲第番を作曲し、名誉を回復することになった。