音楽史トライアル(現代)

ルトスワフスキ

ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913~1994)は、ポーランドに生まれ、ワルシャワ大学でを専攻していたが、その後、ワルシャワ音楽院でピアノと作曲を学ぶことになった。

1961年の《ヴェネツィアの遊戯》では、新しい展開を見せる。第1楽章においては、各セクションの演奏時間は決められているものの、いくつかのセクションでは演奏者は与えられたパートを指揮者が合図するまで比較的自由なリズムで反復するという偶然性をとりいれている。これは、と呼ばれている。また彼は、垂直方向に音を積み重ねるも採用している。