音楽史トライアル(現代)

矢代秋雄

矢代秋雄(1929~1976)は、諸井三郎や橋本国彦に作曲を学んだあと、東京音楽学校に入学し、池内友次郎や伊福部昭にも師事した。のちに、にも留学した。

帰国後には、日本人による最初の「交響曲らしい交響曲」と評された《交響曲》(1958)、尾高賞を受賞したふたつの協奏曲、すなわち1960年に初演された協奏曲と、1967年に初演された協奏曲などを発表した。