音楽史トライアル(その他)

19世紀の特殊な管楽器~オフィクレイド、セルパンなど

ベルリオーズの《幻想交響曲》が1830年に初演された際には、当時の様々な楽器が用いられた。たとえば低音の金管楽器や蛇のようにくねった円錐型の木製の管体に金属のマウスピースを備えた、ピストン付きのコルネットなどである。その他19世紀に考案された特殊な金管楽器にヴァーグナー・テューバやヴェルディが自作のオペラのために特別に作らせたトランペットがある。