音楽史トライアル(ルネッサンス)

フランドル楽派~初期の音楽家たち

バンショワやデュファイの次の世代を代表する音楽家に、フランドル楽派のヨハネス・がいる。出生地は不明だが、長期にわたってフランス王家の宮廷礼拝堂のメンバーとして活躍し、循環ミサ曲やモテットなど宗教曲を作曲した。その音楽はゆったりと動く息の長いフレーズやより拡張された低音域に特徴がある。またもの声部がカノンを繰り広げる《デオ・グラツィアス》(神に感謝を)というラテン語の宗教曲の作者と言われている。

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