音楽史トライアル(ロマン派)

ブラームス その5

1891年には、ブラームスは創作力の衰えを感じはじめ、作曲活動からの引退を意識するようになってしまう。しかし、奏者のリヒャルト・ミュールフェルトと出会い、彼のために室内楽作品を書くことで、ブラームスは復活した。その後は、ピアノ作品に目を向け、のピアノ小品集をたてつづけに作曲している。そして、これらの器楽作品のあとに作曲されたのが、バスとピアノのための歌曲集である及びオルガンのためのコラール前奏曲集であり、これらがブラームスの最後の作品となった。

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