音楽史トライアル(近代)

ショスタコーヴィチ その4

ショスタコーヴィチは、交響曲を15曲作曲しているが、作品ごとにそれぞれの特徴を持っている。ともにロシア革命を題材にした交響曲となっているのはである。は、多くのユダヤ人やポーランド人が虐殺された悲劇の舞台となった「バービィ・ヤール」の名をサブタイトルとして有しており、ユダヤ民族の悲運やロシア女性の境遇などを描いている。全11楽章から成る《第14番 ト短調 作品135》ではさまざまな詩が歌われており、たとえば第1楽章ではスペインの詩人であるの詩が用いられている。

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