ジャズを学習するための基礎知識を解説します。洗足学園ジャズコースを目指す人はもちろん、ジャズを個人で学んでいる人の参考にもしていただければと思います。ジャズは大変自由な音楽ですが、自由になるための基礎知識も必要です。しっかりとした知識をもって自由なアドリブができるようになってください!
ジャズコース 教授 蟻正 行義
ジャズもファンクもロックも全てのアメリカンミュージックはヨーロッパのクラシック音楽を基礎としてできあがっていますので、音名もクラシックと同様です。
同時に、即興性を重視するアメリカンミュージックならではの音名の読み方というものもあります。
音程(インターバル)を理解することはコードワーク、アドリブ、さらには曲作りをする上で大変重要です。
音程の知識はしっかり身につけるようにしてください。
ジャズで使われる音階(スケール)をみてみましょう。
スケールはコードと密接に結びついています。
コードと結びついているということは、アドリブを学ぶ上でも重要です。
コードの構成や演奏法、テンションの仕組みを理解することでより自由な音楽を創造し演奏することが可能となります。
まずはコードネームの呼び方を理解するところから始めましょう。