16世紀のスイスの理論家、グラレアヌスは La 、及び Do を終止音とする音楽がすでに存在することを示し、それらの旋法の導入を提唱しました。結果として以下の4つが加えられ、計12の旋法となりました。
名称  | 
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La を終止音とする正格旋法  | 
          第9旋法  | 
          エオリア旋法  | 
        
La を終止音とする変格旋法  | 
          第10旋法  | 
          ヒポエオリア旋法  | 
        
Do を終止音とする正格旋法  | 
          第11旋法  | 
          イオニア旋法  | 
        
Do を終止音とする変格旋法  | 
          第12旋法  | 
          ヒポイオニア旋法  | 
        
エオリア旋法
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終止音  | 
              --  | 
              --  | 
              --  | 
              dom  | 
              --  | 
              --  | 
              終止音  | 
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※ 短調の自然短音階と同じで、これが短調へと発展しました。  | 
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イオニア旋法
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終止音  | 
              --  | 
              --  | 
              --  | 
              dom  | 
              --  | 
              --  | 
              終止音  | 
              ||
※ 長音階と同じで、これが長調へと発展しました。  | 
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