楽典解説 > 音程(おんてい)  p.1

音程とは、ある2つの音の距離を表します。

2度、3度のように度数(どすう)で表します。

度数(どすう)

同じ高さの音を「1度」と数えます。

シャープやフラットなどの変化記号が付いても、度数は変わりません。

以下の譜例はすべて1度です。

1度の例

下のように、隣り合った音の高さは2度と数えます。

2度の例

2度の例の2つ目、Si # と Do は、ピアノで弾くと同じ高さの音になりますが、音程は2度と数えます。

この Si # と Do のように、違う高さで書かれた同じ音のことを、異名同音(いめいどうおん)といいます。

重要

音程を数える際に、異名同音の音に変えて読んではいけません(例えば、Mi # を Fa と読みかえること)。