楽典解説 > 音程(おんてい)  p.6

高度な音程の比較

比較する両方の音に変化記号がある場合

例えば、上の音にシャープ、下の音にフラットだった場合、2回分広がったと考えます。

短3度(左) → 長3度 → 増3度(右)

上の音にフラット、下の音にシャープだった場合、2回分狭くなったと考えます。

長3度(左) → 短3度 → 減3度(右)

上の音にも、下の音にもシャープが付いた場合、広さは変わらないと考えます。

どちらも長3度で、広さは変わらない。

ダブルシャープやダブルフラットが用いられた場合

表において2回分広がる、または2回分狭くなると考えてください。

例えば上の音にダブルシャープ、下の音はシャープだった場合、結果的には1回分広がります。